今日は沖縄南部の南城市にある全国名水百選に選ばれた「垣花樋川(かきのはなひーじゃー)」をご紹介します。
百選の中で日本最南端の名水です。
【沖縄南部】全国名水百選の中で最南端にある湧き水|垣花樋川
日本最南端の名水
「垣花樋川(かきのはなひーじゃー)」は沖縄県南城市にあり、那覇空港から車で高速道路(無料区間)を使って約40分、約20キロの所にあります。
沖縄県内で全国名水百選に選ばれているのは、「垣花樋川(かきのはなひーじゃー)」だけなんです!
百選の中で日本最南端の名水!
沖縄は海のイメージが強いので、湧き水があるなんて驚きました(*’▽’)
ルートは2つ
「垣花樋川(かきのはなひーじゃー)」への行き方は2つあります。
上から行くか、下から行くか。
上から行く方法は、写真のような石畳の急な坂道を100メートルほど下りて行きます。
はっきり言って危険です。
写真を見ればわかるかと思いますが、急な坂すぎて先が見えません。
100メートルでしょ?って言われそうですが、あなどってはいけません。
石畳が滑ります。
しかも手すりなどはないので、転んだら止まらないかもです。
初めて1人で行ったとき途中まで降りてみましたが、怖くて引き返しました。
ちなみに上から行く場所には駐車場が2台分しかありませんのでご注意ください。
下から行く方法は、遊歩道を進んでいくのでとっても安全です。
上の写真の壁画が、曲がる場所の目印になります。
曲がって少し進むと上の写真の「仲村渠農村公園(なかんだかりのうそんこうえん)」が現れます。
めっちゃ難しい読み方(;’∀’)
公園とありますが遊具はなく、休憩場所がポツンとあります。
以前は東屋でしたが、屋根が撤去されてました。
そこからの眺めが最高で、神の島久高島も見えます。
実は隠れた穴場絶景スポット!
しかし駐車場がないのが欠点。
近所の方がお散歩がてらに来る場所なんでしょうね。
「仲村渠農村公園(なかんだかりのうそんこうえん)」を道なりに曲がってまっすぐ進むと行き止まりになります。
その場所が上の写真の「垣花樋川(かきのはなひーじゃー)遊歩道」入口です。
写真の入口の前に、5台分の駐車場があります。
整備された平たんな道を歩いて行きます。
しかし先ほどの公園から駐車場に行くまでが細い道で、しかも坂道なので対向車が来ないことを祈って進んでください(笑)
住民の憩いの場
歩き進んでいくと開けた場所に出ます。
そこが「垣花樋川(かきのはなひーじゃー)」です。
右側から出る水を「男川・(いきががー)」、上流の左側からに位置する水路を「女川・(いなぐがー)」(がーとは川の事を言う)。
「女川」は下流から見えないように位置が工夫されていて沐浴のをするための場所であったと伝わっており、下流の浅い泉は「馬浴・(ウマアミシー)」で、馬に水を飲ませたり、体を洗ったりしていた。
垣花樋川Wikipedia引用
おもわず水遊びしたくなりそうな浅さです。
子供たちの遊び場ですね。
水はとっても冷たくて気持ちいいです。
見事なコケ!
宮崎駿監督作品に出てきそうな感じに見えます。
先ほどは下からのアングルでしたが、上に上ってみるとこんな感じでたくさん湧き水が湧いています。
この近くにはイモリがいるので気をつけて下さいね。
いちを毒を持ってますの触らないようにして下さい。
もう1つあって、こちらは龍の口から勢いよく水が出ています。
先ほどの場所から振り返ると上の写真のような景色が見れます。
遠くには海も見えます。
注意事項
「垣花樋川(かきのはなひーじゃー)」近くには、お店や自動販売機、トイレなどありません。
なので行く前にトイレを済ませて、熱中症対策として水分は持って行って下さいね!
少しの時間でも油断大敵です。
上から行かれる場合は、本当に危険なので1人ではなるべく行かないようにして下さい。
石がかなり滑ります。
下から行くのでしたら1人で行っても問題ないと思います。
※「垣花樋川(かきのはなひーじゃー)」をネットで検索しても、住所が出てきません。
南城市役所の公式ホームページに記載されている住所で検索すると、指定された住所がないとカーナビにいわれます。
なので、カーナビに入力する住所は「仲村渠農村公園」にする事をおすすめします。
仲村渠農村公園:沖縄県南城市玉城仲村渠719
終わりに
今回は南城市にある全国名水百選の湧き水をご紹介しました。
沖縄のキレイな湧き水を感じてみて下さい(*’▽’)
おしまい♥