今日は沖縄中部でやちむんが買える集落「やちむんの里」をご紹介します。
「やちむん」とは沖縄の方言で焼き物の事です。
沖縄で有名なやちむん(焼き物)が買える集落|やちむんの里
読谷村(よみたんそん)にある
「やちむんの里」は沖縄県読谷村(よみたんそん)にあり、那覇空港から車で高速道路を使わずに約1時間、約30キロの所にあります。
読谷村(よみたんそん)は日本一人口の多い村です。
沖縄には「やちむん」を売っているお店はたくさんあります。
有名なのが那覇市の国際通り近くにある「壺屋やちむん通り」かと思います。
那覇市以外に同じようなやちむんの工房が集まっている集落が「やちむんの里」です。
1682年、琉球王府は沖縄各地にあったやちむん(焼き物)窯を首里城下(現在の那覇市牧志)に集め、壷屋窯が誕生しました。この壺屋窯よりも古い窯が、読谷村喜名から発掘調査によって発見されました。
ここで焼かれた焼き物は喜名焼と呼ばれ1670年頃に盛んに焼かれていましたが、その後、喜名焼の歴史は途絶えてしまいました。
1972年、壷屋にて焼き物をされていた金城次郎氏(故人)が読谷に工房を移しました。1980年には中堅の陶工4名が共同登窯を築き、初の窯出しとなりました。この窯でできた焼き物を読谷山焼と称し、この共同登窯を中心としてやちむんの里が形成されました。この里をベースとして読谷村内に多くの陶工たちが集まり、現在では村内各地に50余の窯元があります。金城次郎氏は、1985年に沖縄初の人間国宝(重要無形文化財保持者)と認定されています。このように、読谷村は沖縄陶芸の歴史変遷の一端を担う場所となっています。
読谷村観光協会公式HP引用
駐車場は広く確保してくれているので止められないことはないと思います。
駐車場にトイレも完備してくれています。
19の工房がある
「やちむんの里」には19の工房があります。
やちむんの里はそれぞれ”独立して営業”している19の工房が集まる地域のことを言います。
そのため営業時間・定休日は各工房によって異なります。
営業時間・定休日・作品等についてのお問い合わせはそれぞれの工房へ直接お問い合わせ頂けますよう、よろしくお願い致します。
読谷村観光協会公式HP引用
「やちむんの里」以外に、読谷村内には約64の工房があるそうです。
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
※やちむんの里ではコロナの影響で見学できない工房もあります。
工房見学ができなくても、販売はしているのでお店は見れます。
青いシーサー初めて見ました。
たくさんのやちむんがあって目移りしちゃいます。
手前のお茶碗が個人的に可愛くて欲しくなりました。
こんな鮮やかな青色があります。
ちょっと外国の陶器に見えます。
このタイプのやちむんは、よく沖縄のカフェとかで使用されています。
やちむんの里には共同窯という上の写真の窯があります。
青い空に窯の赤瓦が映えて迫力あります。
やちむんの里を象徴する建物です。
やちむんの里は集落にたくさんの工房が集まっています。
集落を歩いているとハイビスカスがお出迎えしてくれるので、ゆっくりお散歩する感覚でやちむんの見学をするのがおすすめです。
終わりに
今回は読谷村(よみたんそん)にある「やちむんの里」をご紹介しました。
沖縄の焼き物が買いたい方は、ぜひ行ってみて下さい。
おしまい♥